祖母が生前、健康のため十薬(どくだみ)を飲んでいました。
どくだみは健康に良いとされますがどくとくの匂いとクセがあります。どくだみを煮出してるときは隣の町内からもわかるほどの匂いがあります。そこで祖母は常用茶として飲んでいる京番茶と割って飲んでいました。
子供の頃、私にも「体に良いから」と飲まされましたが、京番茶と割ってもかなり飲みにくかったのを覚えています。
大人になり、祖母が健康のために飲んでいた十薬(どくだみ)をヒントに、美味しくて飲み易い健康茶を作ろうと、試行錯誤がはじまったのです。
もちろん簡単なことではなく、約1年半の年月をかけようやく出来上がったのが、京茶園のオリジナル商品「健康十八茶」です。
その祖母も亡くなるまで美味しいと言って毎日のんでくれていました。
京茶園のオリジナル商品「健康十八茶」は、女性を中心に口コミで全国から支持され広まっております。
京茶園のシンボルともいえるほうじ茶の焙煎機。
昭和20年頃から製造されていたこのほうじ茶焙煎機ですが、今ではなかなか見ることも珍しくなってきました。
この焙煎機は火加減や回転速度など、すべて人の目と手で調整しなければなりません。
その時々の湿度や温度、お茶の状態を見て微調整して焙じることで、市販のお茶とは違った香り豊かで奥深い味わいの茶葉が出来上がります。
昭和61年10月6日
福井県小浜市小浜漁港にて第6回 海づくり大会に当時の皇太子同妃両殿下(上皇上皇后両陛下)が御臨席されました。
その時に休憩所として使用されたのが当時の商工会会頭が経営する小浜海産物㈱です。
そこで弊社の「かりがねほうじ茶」をだされ、美智子様から有難うとお言葉を賜たとのことです。